「氷瀑」というものをご存知だろうか。
滝は川の水が高い所から流れ落ちている。
滝が凍りつくと「氷瀑」と呼ばれる。
流れているはずの水が、流れていない。
初めて見ると感動を覚えた。
徳島県神山町にある神通(じんつう)滝にd僕は撮影の為に行った。
しかし、滝は完全には凍っておらず、完璧な氷瀑を見ることは出来なかった。
それでも、生まれて初めて見る氷瀑には感動を覚えた。
2018年1月14日に行った、神通滝の氷瀑の様子と神通滝までの行き方をご紹介。
氷瀑とは?
氷瀑とは、滝が凍ると氷瀑と呼ばれるようになる。
滝から落ちてくる水が凍り、美しい姿で人を魅了する。
氷瀑が見える条件
氷瀑は、滝が凍らないと見えない。
つまり、水が凍るマイナス気温が続くこの季節限定。
徳島よりもっと寒い北日本では、滝が氷で完全に覆われている綺麗な氷瀑を見る事が出来るのではないだろうか。
神通滝の氷瀑
氷に覆われた滝
これが、徳島県神山町にある神通(じんつう)滝の氷瀑。
残念ながら、滝は完全には凍っていないが、それでも美しい。
滝壺の表面は凍っている。
氷の上に乗ることはできた。
薄いことろもあるので、あまり乗らない方がいい。
薄いところに足を乗せた瞬間、氷は見事に割れた。
少しだけ滝が凍っている。
滝壺の周りの岩が氷で覆われている。
氷柱
滝の反対側の岩には、大きな氷柱(つらら)ができている。
岩からたくさんの氷柱が伸びている。
綺麗だ。
氷柱の先はかなり鋭い。
氷柱が溶け、頭に落ちてくるとかなり危険だ。
神通滝までの行き方
場所
神通滝は、徳島県神山町の山奥にある。
徳島市内からだと、車で90分ぐらいだろうか。
ナビ通りに行ってはならない
神通滝へ行く時の注意点としては、カーナビやグーグルマップの指示通りに行ってはならないということだ。
途中まではナビの指示通りで問題ない。
神通滝近くになると、この場所通る。
道路標識が出ているのだが、神通滝へ行くためには左に曲がらないといけない。
手前から来て、左に曲がり登って行く。
ナビなどでは、真っすぐに進めと指示されるのだが、真っすぐに行ってはならない。
なぜなら、真っ直ぐに進むと滝の上に到着してしまうから。
運転中はアイスバーンに注意
僕が撮影に行った2018年1月14日の道路の状況。
雪が積もり、一部凍っているところもある。
[aside type="warning"]凍結の可能性あり[/aside]
チェーンが必要な場合があるので必ず持参しよう。
道路が過酷な状況であればあるほど、氷瀑の規模が大きくなる。
駐車料金100円
神通滝への入り口付近に駐車場がある。
車を止めて、この缶に100円を入れよう。
駐車場から徒歩15分
駐車場の近くに、神通滝への入り口がある。
そこから歩いて15分ほど。
滑落に注意
駐車場から15分ほど歩く必要があるが、道中は整備されていない獣道を進むことになる。
[aside type="warning"]滑落の危険性あり[/aside]
谷のすぐ側を歩くので滑落に注意。
冬場だと道も凍っているので十分に足元を確認しながらゆっくり歩くこと。
しっかりと準備して行って欲しい
神通滝への道のりはそれなりに厳しい。
ただ、登山をしたことのない僕でも問題なく進める。
道中、滑落しないように十分注意して歩けば問題ない。
また、気温もマイナスなので寒さ対策もしっかりとしてから行って欲しい。
まとめ
神通滝へ行く時のポイントだけ最後に簡単にまとめておく。
[box class="green_box" title="神通滝へ行く時のポイント"]
- 寒さ対策は万全に
- 車用チェーン持参
- ナビ通り進んではならない
- 滑落に注意
[/box]
以上の4つのことを踏まえて、神通滝へ行ってもらいたい。
特に滑落は死の危険性も伴うので十分に注意してほしい。
険しい道のりを乗り越えて見る氷瀑は本当に感動する。
来年もまた、氷瀑撮影にチャレンジしてみようかな。