イメージセンサーとはカメラの中で一番重要な部品で、メーカーとしては一番力を入れて作っているパーツです。
イメージセンサーが埃などで汚れていると、撮影した写真データに黒い斑点などが写り込み、写真のクオリティに影響してきます。
僕は愛用するニコンのD5500で撮影した写真に黒い斑点があることに気づきました。
正確には前から気づいていたのですが、そこまで悪影響はなかったので放置してました。
でも最近、イメージセンサーの汚れが無視できなくなってきたので、クリーニングに挑戦しました。
しかし、僕の準備不足によってカメラのイメージセンサークリーニングは失敗に終わったのです。
カメラのイメージセンサーの清掃は生半可な気持ちで挑戦してはならない。
そういう事をお伝えします。
イメージセンサークリーニングは自己責任
これから僕が紹介するのは、カメラの一番重要なイメージセンサーという部分を触ります。万が一、取り扱いに失敗しイメージセンサーを傷つけてしまうと、カメラが使い物にならなくなります。クリーニングを実際に行うときは、よく調べて自己責任でお願いします。
僕のカメラのイメージセンサーの汚れ
まずは、カメラのイメージセンサーがどれくらい汚れているのか、確認します。
イメージセンサーの汚れを確認する方法
絞り優先モードでカメラのF値を最大にする
マニュアルフォーカスでピントを無限遠
ISO感度は低めの100から400くらいまで
白い壁や紙など、シンプルなどシンプルなものを撮影
イメージセンサーがどれだけ汚れているのか、確認する方法はこんな感じ。
詳しくは、僕がいつもお世話になっているstudio9のサイトをご覧ください。
参考本当は怖い。。カメラのセンサーゴミをカンタンに確認する方法!|studio9
イメージセンサーに付着した汚れをわかりやすく撮影したものです。
写真に黒い斑点がたくさんあるのがわかります。
大きいものから小さいものまで、写真全体に写り込んでいます。
本当よくここまで我慢したものだ。
イメージセンサーの汚れをわかりやすくするために、F値最大でピント無限遠にしています。
普段撮影する状況では、イメージセンサーに付着した細かな埃などは影響しないことが多いです。
しかし、はっきりと大きく写っている黒い斑点は、写真に大きな影響を及ぼしてきます。
ここまで汚れていると、イメージセンサーの汚れを無視できないレベルなので、自分でイメージセンサーのクリーニングに挑戦してみました。
そして、後々失敗します。
イメージセンサークリーニングの方法
イメージセンサークリーニングの必要アイテム
イメージセンサーのクリーニングに僕が準備したアイテムがこちら。
通称ペンタ棒と言われているものです。
その名の通り、PENTAXのカメラのイメージセンサークリーニングきっとなのですが、他のメーカーのカメラでも利用できます。
一番使い勝手が良いので、プロでも使うアイテムとなっています。
しっかりと用意しました。
イメージセンサーをクリーニングする上で、ブロワーも大切です。
大抵の人はすでに持っていると思いますが、イメージセンサーのクリーニングを行うのであれば、綺麗なものか新品のブロアーを用意しましょう。
長く使っているブロアーですと、使用時にブロアー内部の埃が一緒に吹き出てきたり、劣化したブロアー自体のゴムなどが一緒に吹き出てきたりします。
僕は、新品のブロアーを用意せずに古いものを使ったので失敗した原因となりました。
クリーニングの方法
イメージセンサークリーニングの方法
- レンズを外し、ミラーアップし、イメージセンサーを露出させる
- ブロアーでイメージセンサーの埃を飛ばす
- ペンタ棒で埃を除去
- もう一度ブロアーで埃を飛ばす
- レンズを装着
手順としてはこんなかんじ。
詳しくは、下記リンクをご覧ください。
参考意外と簡単かも!?自分で出来るカメラのセンサー清掃、3つの方法。| studio9
イメージセンサークリーニングに失敗
自分でイメージセンサークリーニングに挑戦してみましたが、見事に失敗しました。
イメージセンサークリーニング前後の写真を比べてみましょう。
クリーニング後の方がひどくなった
まずこれがクリーニング前の写真。
クリーニング前は細かな埃がセンサー全体に広がっています。
で、次はクリーニング後の写真。
細かな埃は取れていますが、写真左上に大きな埃がついています。
クリーニング前よりひどくなっています。
失敗の原因
イメージセンサークリーニングの失敗した原因はブロアーにあります。
僕は、新しいブロアーを用意せずに3年ほど使用しているゴム製のブロアーを使いました。
3年も使っていればブロアーは劣化し、劣化したゴムと内部に溜まっていた埃が一緒に飛び出てきます。
ペンタ棒を使う前にブロアで埃を飛ばそうとしたのですが、ブロアーを使った瞬間、吹き出てくる空気とともに埃も出てきました。
「マジかぁぁぁ!」って叫んじゃいました。
ペンタ棒を使う前にブロアーを使った後のイメージセンサーの写真がこちら。
どうですか?
白い埃のようなものが見えませんか?
イメージセンサーの左下の方が汚れています。
写真では、左上の方が汚れています。
写真とイメージセンサーを直接見るのでは、上下に反転します。
ペンタ棒使えば埃は取れると信じて、試してみましたが……
ブロアーから勢いよく飛び出た埃は、ペンタ棒でもとれませんでした。
イメージセンサークリーニングで大切なこと
イメージセンサークリーニングで大切なこと。
それはしっかりとした準備をすること。
僕みたいにイメージセンサークリーニングの準備を怠ると失敗します。
失敗しないために
イメージセンサークリーニングについてよく調べる
綺麗なブロアーを用意(できれば新品)
慎重に作業
カメラのなかでイメージセンサーというのは一番重要でデリケートなパーツです。
しっかりと準備して慎重に作業しましょう
結局ニコンへクリーニングに出すことに
イメージセンサークリーニングに失敗した僕は、自分で挑戦することを諦めてニコンへ送ってクリーニングしてもらうことにしました。
このことについての記事は、今書いているので公開まで少々お待ちください。